社員紹介STAFF

古谷 希
経営管理本部 経営企画部(収益改革)
2018年度入社
専攻/法学部 政治学科

古谷 希

NOZOMI FURUTANI

現在の仕事内容

車両の原価集計をもとに収益を予想する

1つは新造車両の収支予想です。製造、設計、調達など各部門と連携して車両の原価を集計し、車両別の収支を予想。その数値をもとに当該年度における事業全体の営業利益を見積もり、中期的(3年程度)な収支計画を立案します。そしてもう1つは原価実績の分析です。これは、実際に発生した原価を車種別、費用別など、さまざまな視点から分析する作業。当該車両の原価がどのような理由で上昇・下降したのかを紐解いてこれからどう変わっていくのかを予測し、資料にまとめて関連部門に報告します。基本的にデスクワークですが、原価の発生とともにあらゆる部門と関わる仕事です。製造現場やミーティングの席でヒアリングを行うことも多いですね。

やりがい、面白さを感じるのはどんなとき?

予想に近い数値が出ると本当にうれしい

面白さを感じるのは、集計した原価から情報を引き出していく過程。各部門がどのような創意工夫でコストダウンを実現したのかを紐解いていく作業が好きですね。達成感を覚えるのは、実際の営業利益と自分が算出した数字に開きがなかったとき。収支計画の立案は各部門に緻密な原価予想をしていただくことが前提の仕事。現場の理解と協力が不可欠であり、各部門からの予想を基に作成した収支予想に近い数値が出ると本当にうれしいです。入社から2年間在籍していた製造部門の上司には「毎日、机に座って数字と向き合えるのはすごい」と言われます。私自身は仕事の適性について深く考えたことがなかったのですが、月の前半に同じ作業を繰り返すこともまったく苦にならないので向いているのだと思います。

印象的なエピソード

初めて作成した中期計画をうまくとりまとめられた

自信がついたという意味では、昨年初めて担当した中期計画の作成です。中期計画は、過去の実績や現在の資材価格、営業部門から提出される将来的な新造車両の受注計画などをもとに原案を作成するのですが、将来的な情報については数字が固まっていない部分も多く、流動的なファクターのなかから正しい数字を導き出していく難しさがあります。また、最終的な数値を部署内でとりまとめる時期(3月末から4月中旬)が通常業務の繁忙期と重なるため、スケジュールの調整も大変でした。でも、苦労した分、新造車両の原価について理解を深めることができました。現状の実績と照らし合わせると、読み違えていたと感じる部分もありますが、予想と近い数字が出ている項目も少なくありません。次回の中期計画の作成ではもっといい仕事ができると思います。

今後挑戦したいこと

適正な原価計算がもたらす利益について話したい

正確な原価集計と分析によって各部門の課題を洗い出し、現場の負担を軽減することです。そのためにはまず、原価を正しく理解することが将来的な会社の利益になることをすべての社員に周知する必要があります。たとえば、原価を下げれば収益率は上がりますが、それが限界を超えたコストダウン策による数字なら、現場の社員は疲弊してゆくでしょう。一方、部品や資材の高騰を見越して原価を高く設定すれば製品の価格も上がり、受注に影響する可能性が出てきます。つまり、適正ではない原価は、会社の収益に何らかの形で影響を与えてしまう。それを知ってほしいのです。各部門が限られた予算と人員のなかで創意工夫しているのは十分に理解していますが、適正な原価で今まで以上の収益を出せる会社、新たな車両の設計・製造が継続的に受注できる会社にすることが私の使命だと思っています。

STAFF社員紹介

YUKI SUKENARI
海外事業本部
(製造戦略)
YUKI SUKENARI
YUSUKE MARUYAMA
営業本部 国内営業部
(コンテナ)
YUSUKE MARUYAMA
FUMIYA KATOH
技術本部 技術部
(システム設計)
FUMIYA KATO
TAKAYUKI SUZUKI
技術本部 技術部
(技術解析)
TAKAYUKI SUZUKI
RISA ESHIMA
技術本部 技術部
(試験)
RISA ESHIMA
SOICHIRO ANDO
生産本部 資材部
購買課
SOICHIRO ANDO
TOSHIKAZU YOKOI
生産本部 生産部
構体課
TOSHIKAZU YOKOI
YUSUKE MARUYAMA
生産本部 生産部
構体課
TAKUMI YAMANAKA
JUNYA IIDAWA
生産本部 品質保証部
検査課
JUNYA IIDAWA
NOZOMI FURUTANI
経営管理本部 経営企画部
(収益改革)
NOZOMI FURUTANI
SAORI OKUNO
経営管理本部 財務部
(財務)
SAORI OKUNO
MIZUKI ONISHI
技術本部 技術部
(商品開発)
MIZUKI ONISHI
SHUN YOKOYAMA
生産本部 生産管理部
(SE業務)
SHUN YOKOYAMA
ページトップヘ