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RECRUIT INFORMATION

経営陣と全ての社員が
手を取って進めるように
力を尽くしたい。

Y.K

経営管理本部 総務部(勤労)

2017年度入社
専攻/環境創生学科

J-TRECを選んだ理由

まちづくりに貢献できる業界の総合職を志望

大学の研究テーマは持続的な都市環境の実現。フィールドワークで行政や地域の皆さんにお話を伺うことが好きだったため、就職活動はまちづくりに貢献できる業界の総合職、営業職を中心に進めました。「まちづくり」と少し離れますが最終的に当社に決めた理由は、首都圏を中心とした通勤車両を製造しているメーカーだからです。どちらかといえば鉄道よりも自動車に興味がありましたが、よりスケールが大きく、「まちづくり」と同様に多くの人々の生活を支えられるのは鉄道だと思い、入社を決めました。

現在の仕事内容

すべての社員が力を発揮できる環境や条件を整える

現在、私が担当している業務は大きく分けて3つあります。1つめは労使交渉。春闘・秋闘等における会社側の窓口として、賃金や労働時間、制度の改善などについて話し合うための日程調整、回答案作成、説明業務を行っています。
2つめは勤怠管理です。累積残業時間や有給休暇の取得率をはじめ、約1500名の社員の勤怠状況をチェックして、法令と社内規程の遵守を推進します。
3つめは規則改定。労使交渉の結果や法律の改訂に合わせて社内の規則を改定します。変更点をそのまま提案するのではなく、自分の考えや現場へのサポートとなる案も盛り込んで草案を作成し、経営陣へ提案しています。

やりがい、面白さを感じるとき

春闘の労使交渉を通じて交渉力・提案力が向上している

この仕事の魅力は、会社の収支に大きな影響を与える施策や規則を経営陣と直接やりとりして構築できることです。特にやりがいを感じるのは、春闘におけるベースアップ(基本給のアップ)の検討と交渉です。ベースアップ額の交渉は良好な労使関係を維持するために不可欠ですが、計画どおりの収益を計上できなかった年度にベアを実行すれば、人件費が膨らんで会社の収支を圧迫します。そうならないように、経営陣と労働組合双方から譲歩できる条件を探り、落とし所を見つけていきます。収支の維持・改善には残業時間の抑制やコストダウンが必要になりますので、会社全体を見渡して改善点を発見できる力と、それを労使双方に納得してもらうための交渉力・提案力が必要です。毎年、春闘が近づいてくると緊張感が高まりますが、交渉がまとまるたびに成長を実感しています。成果が数字に表れるのもこの仕事の魅力です。

印象に残ったエピソード

製造現場にも適用できるテレワーク制度を構築した

今までに取り組んだ仕事のなかでこれからも忘れないと思うのは、入社3年目に会社にとって初めてのテレワーク制度を導入したことです。私が担当になったのはコロナ禍の真っ只中。間接部門では試験的にテレワークを導入していましたが、製造現場では感染予防対策を徹底しながら作業を継続しており、「やるからには全社平等でなければ意味がない。製造現場でも適用できる制度をつくってほしい」というのが経営陣の要望でした。そこで私は生産部を含めたすべての部門長に在宅でも可能な業務のリストアップをお願いし、骨子案を経営陣へ提案。3か月後に運用を開始しました。何より良かったと思うのは、導入までのスピード重視で構築した制度が、現在まで改訂なしで運用できていることです。また、スキルアップのための通信教育や作業手順書の作成などに限定されますが、製造現場の社員もテレワークが可能になったことも良かったと感じています。この制度の導入によって多くの社員が事業継続計画(BCP)の観点から自宅で仕事ができるようになりました。各部門長から「制度を作ってくれてありがとう」と感謝されたのがうれしかったですね。

今後の目標

より経営陣に近いところで数字や経営方針の策定等を扱う仕事がしたい

総務部の一員としての目標は、全ての社員にとって今まで以上に働きやすい環境を整えることです。ワークライフバランスをはじめ、働き方に関する制度において当社が遅れているとは思いませんが、他業界との比較では物足りないと感じるところがあるのも事実。たとえば「時間単位年休」や「勤務間インターバル制度」などがそうですね。フレックスタイム制にしても現在は間接部門での適用にとどまっていますので、テレワーク制度のように平等で整合性のある制度の導入をめざしていければと考えています。制度を構築する私たちが「メーカーだから」「製造現場があるから」という言い訳をしなければ、実現できると信じています。将来的には経営企画部門など、より経営陣に近いところで数字や経営方針の策定等を扱う仕事がしたいと思っています。入社前は営業職を志望していましたが、総務部の一員として会社全体の収支に関わる仕事を続けているうちにそう考えるようになりました。現在の仕事を通じて経営陣の信頼を得る努力を続けながら数字の感覚を磨き、いつの日か挑戦できるよう邁進していきます。

1日のスケジュール

9:00 始業 フレックスタイム制度を活用。通勤時間は1時間。
10:00 デスクワーク 労使交渉や社員の勤怠管理に関わる資料を作成。
11:00 ミーティング 労使交渉の進め方、検討すべき点などを経営陣と確認。
12:00 昼食 オフィスでお弁当を食べることが多い。
13:00 デスクワーク 社員の勤怠管理に関する情報をデータベースに記録。
14:00 ミーティング 組合事務所を訪ねて様々な情報を共有、交渉の日程調整など。
15:00 デスクワーク 作成した資料の修正、経営陣への提案の準備など。
17:00 デスクワーク 各部署、外部企業からの問い合わせに対応。
18:00 終業 業務の締切前など、残業をすることも。

オフの過ごし方

終業後の楽しみは愛車でのドライブ。どうしても欲しくて1年待って手に入れた車なので、わずかな時間でも運転すると気分転換できます。小学校から大学まで部活で真剣に打ち込んだバスケの経験を生かして、休日はミニバスのコーチも務めております。

※取材対象者の所属・仕事内容は取材当時のものです