sustina

サスティナ

sustina「サスティナ」とは。

ステンレス鋼材を示す “SUS”、美観について維持しやすいという意味の “sustainable”に、地球を救う女神の意からローマ神話の女神の語尾 “-ina” を組み合わせた造語「sustina」は、当社製次世代ステンレス車両のブランド名です。

サスティナビリティ

SUSTAINABILITY

サスティナビリティ

SUSTAINABILITY

循環するステンレス鋼。

カーボンニュートラルや SDGs など環境対策が必然とされる中 「sustina」 の語源のひとつであるステンレス鋼は、同じステンレス鋼素材として再生するレベルマテリアルリサイクルが可能です。

 

  1. 廃車 30年以上活躍したステンレス車両
  2. 車体分解 輸送コストを下げるため車体を2分割
  3. 輸送 トラックでシュレッダ業者へ陸送
  4. 非分別解体 ニブラでシュレッダサイズまで解体
  5. 再資源化 シュレッダによりチップ化分別
  6. 製鋼 原料のスクラップ材比率は50%以上
  7. 圧延 ステンレス鋼として再生、納入
  8. 構体制作 素材を加工、構体に組立

地球と共に、輝き続ける。

ステンレス車は腐食に強く、長く美しい輝きを保ちます。
塗装を必要としないため、有機溶剤の削減にもつながります。
また、アルミ車と同等の軽量化を実現し、動力費や消費電力の削減など、省エネルギーにも貢献します。

sustina コンセプト

sustina CONCEPT

サスティナ プラットフォーム

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デザイン オリジナリティ

◾️サスティナ プラットフォーム

鉄道事業者ごとに独自の車両を少量多品種生産しているだけでは、設計・製造にかかるエネルギー、資源、 時間の観点でも開発コスト、装置・部品コストの観点でも課題がありました。
利用者の安全確保は大前提とした上で、基本的な部分を共通化することができれば、多くのプロセスの削減と大幅なイニシャルコスト低減、さらにメンテナンスを含むライフサイクルコスト低減を実現できます。
様々な車両製造を支えてきたJ-TRECの視野で、持続可能性をテーマに推進してきたのが 「サスティナ プラットフォーム」 です。

◾️デザインオリジナリティー

車両の基本的な部分は共通化しつつも、デザインオリジナリティは高めること。利用者の快適性はさらに追求すること。
人口減少の時代においても、沿線地域の文化をより豊かに持続させることは、「sustina」が大切にするもう一つのコンセプトです。
鉄道の走る姿はその街ならではの景観となり、暮らす人々のシビックプライドを支えるもの。
沿線に暮らす人々が育んできた生活文化や、地域への愛着や誇りを表現するため、確かな共通プラットフォームの上に個性あるデザインを可能にしています。

sustina 製品

sustina PRODUCTS

sustina ストーリー

sustina STORY

1958

◾️セミステンレス車両 
日本初のステンレス車両、東京急行電鉄 5200系電車が誕生。外板にステンレス鋼を用いて無塗装化による省メンテナンス化を実現。骨組主要部は普通鋼のセミステンレス車両であるが、その後のステンレス車両の普及に先導的な役割を果たした。

東京急行電鉄 5200系
東京急行電鉄 5200系
二山型コルゲート
二山型コルゲート

1962

◾️米国技術提供ステンレス車両
1958年に米国のBUDD社と技術提携。オールステンレス車両の製造技術を導入するため、専用ラインを横浜に開設。そこで誕生したのが日本初のオール ステンレス車両である東京急行電鉄 7000系。コルゲート外板による機能的な外観が特徴。

東京急行電鉄 7000系
東京急行電鉄 7000系
台形コルゲート
台形コルゲート

1980

◾️軽量ステンレス車両
コンピュータを用いた解析で軽量化に挑戦。低炭素ステンレスSUS301Lを鉄鋼メーカーと共同開発し、腐食割れの解決と車体のさらなる軽量化に成功。1両あたり約2.8t 軽量化した東京急行電鉄8090系が初の量産車として1980年に登場。

東京急行電鉄 8090系
東京急行電鉄 8090系
ビードプレス
ビードプレス

1992

◾️新系列ステンレス車両
東日本旅客鉄道と共同で「寿命半分、価格半分、重量半分」をコンセプトに車両開発に取り組み、軽量化とコストダウンを両立。新保全体系による大幅なメンテナンスコスト低減を成し遂げた新系列ステンレス車両、東日本旅客鉄道901系が誕生した。

東日本旅客鉄道 901系(B編成)
東日本旅客鉄道 901系(B編成)
セギリ
セギリ

2013

◾️sustinaプロトタイプ
レーザ溶接による外板のフルフラット化が実現。また、最適設計により、従来車からさらに約0.5tの軽量化に成功し、アルミ構体と同等の質量が実現。2013年 「sustina」のプロトタイプとして東京急行電鉄5050系(5576号車)が誕生した。

東京急行電鉄 5050系 (5576号車)
東京急行電鉄 5050系 (5576号車)
フルフラット
フルフラット

2015

◾️sustina共通プラットフォーム
設計をできる限り共通化し、車両の開発・製造のコスト低減を実現する「共通 プラットフォーム」という概念を車両製造に導入。多くの車両製作を必要とする東日本旅客鉄道E235系から、静岡鉄道A3000形の小ロット製作にも対応。

東日本旅客鉄道 E235系
東日本旅客鉄道 E235系

◾️海外向けsustina
初の海外「sustina」としてタイ・バンコクの都市鉄道パープルライン向け車両を製作・納入。ステンレス車両の技術をベースに欧州のEN規格を適用し設計。 国内用20m車両よりも一回り大きい。

バンコクメトロ パープルライン
バンコクメトロ パープルライン

2025

◾️次世代sustina開発中
地域のニーズに応えた短編成シリーズを拡充、レーザ溶接を多用しさらなる美観を追及した構体をラインナップするなど 「sustina」を通じて鉄道の進化発展に貢献していく。

new sustina basic
new sustina basic

VISION sustina

sustinaの未来を描く

高度な自律制御による柔軟な運用と、エモーショナルグラフィックによる
感性豊かな表現を融合し、美しさと快適性を兼ね備えた移動空間を創出することで
未来社会に調和とやさしさをもたらす新たな時代のモビリティ。

VISION sustina

sustinaの未来を描く

高度な自律制御による柔軟な運用と、エモーショナルグラフィックによる感性豊かな表現を融合し、美しさと快適性を兼ね備えた移動空間を創出することで 、未来社会に調和とやさしさをもたらす新たな時代のモビリティ。

sustina ブランドブック

sustina BRAND BOOK

準備中