2015年の北陸新幹線金沢開業に向けて開発された新型新幹線車両。北陸新幹線は、急こう配区間や電源周波数の変化など、車両には条件の厳しい線区となっており、それに対応するべく高度な技術を搭載している。鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。
「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」をキーワードとした次世代通勤型車両。これまでの技術開発成果を取り入れ、お客さまサービスの向上、環境性能の向上、さらなる安全性・安定性の向上などを図っている。鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
2017年12月に営業を開始した特急車両。新しい車体傾斜装置を導入することで旧来の車両に比べて左右の揺れが少なく自然な乗り心地になっている。斬新なデザインと高機能を備え、急曲線線区のスピードアップを担うホープであることが高く評価され、鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
相鉄・JR直通線(2019年度下期開業予定)用の車両として導入されるもので、車体には「YOKOHAMA NAVYBLUE」と名付けられた濃紺色の塗装が施されている。「sustina」タイプの新型車両として、新しい鉄道ネットワークの活性化に寄与することが期待されている。
タイの首都・バンコクのパープルラインを走る車両で、次世代ステンレス車両ブランド「sustina」の海外向け第一号。これまでの車両の多くが欧州製だったバンコク市の都市交通に日本製車両が採用される初めてのケース。タイの交通問題や環境問題の切り札として期待されている。
JR東日本のクルーズトレイン用車両。当社はデラックススイート・四季島スイートの寝台車、ラウンジカー、ダイニングカーの製造を担当した。檜風呂やシャンデリアなど細部にまでこだわった内装に仕上げ、上質な旅空間の提供に一役を買っている。
2018年春より有料の座席指定列車(京王ライナー)として運行している新型車両。車体製造にレーザー溶接を採用し、車体の凹凸を減らすことで、フラットですっきりした外観を実現している。グッドデザイン賞を受賞した。
浅草線で約20年ぶりとなる「sustina」タイプの新型車両。2018年に営業運転を開始した。「日本らしさとスピード感が伝わる車両」をコンセプトに、外観や内装に工夫を凝らしたデザインに仕上げている。
2018年に導入された新型車両で、両車ともに「sustina」を採用し、基本的な設計を共通化している。空気清浄機を導入し、デジタルサイネージでは多言語案内や豊富な情報サービスの提供が可能になった。大容量情報管理装置や防犯カメラの設置により高い安全性も確保している。
世界初の営業用ディーゼルハイブリッドを製造した当社が、2015年に手掛けた新型のディーゼルハイブリッド車両。環境負荷の低減を図るとともに、機器のメンテナンス軽減など最新の技術成果も採り入れている。鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
2016年度より導入されている車両。車体は赤を基調したデザインで、京急の伝統である「赤い電車」をイメージしている。車内はコンセントや車上情報装置(LCD)を導入することで、車内の快適性を向上させている。
静岡鉄道では約40年ぶりとなる新型車両。このうちの7編成は、静岡が誇るいろんないちばんをモチーフにした7つの色でラッピングしている。内装はユニバーサルデザインに配慮し、車内の快適性を向上させている。鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
優雅な空間と時間を楽しむことのできる全席レストラン車両の観光電車。1988年に当社で製造した4000系・1編成4両を観光用に改造した。車内のインテリアは、渓谷などの自然をモチーフとしてイメージしており、優雅な旅空間をつくり出している。
10tトラックとほぼ同等の輸送力を備え、荷物の出し入れがスムーズなコンテナ。両側がフルオープンするため、食品や飲料製品をはじめとする工業製品のパレット積みが可能となっている。
LTE 通信を活用した、後付けが容易な車内ビジョン。首都圏線区外への乗客にも首都圏線区と同等の情報提供サービスを提供できる商品として、お客さまサービスの向上に貢献している。