
J-TRECを知る
事業、生産拠点、キャリア形成、働く環境。
J-TRECに興味を持っていただいた皆さんに最初にお伝えしたいことをまとめました。
J-TREC KEYWORD
鉄道車両製造
通勤用ステンレス車両から新幹線、海外向け車両へ
ものづくりの領域を拡げて輸送インフラを支える

J-TRECは、国内の通勤車両の約60%を占めるステンレス車両を、日本で初めて開発した鉄道車両メーカー。J-TRECが開発したステンレス車両「sustina(サスティナ)」は、JR東日本の山手線をはじめ、様々な路線で採用されています。また当社は、国内に5社しかない新幹線車両メーカーの1つ。当社が製造した代表的な新幹線としては、北陸新幹線のE7系車両があります。海外市場への展開も積極的に取り組んでおり、2015年にはタイ・バンコクのパープルラインに新型車両を納入。現在はフィリピン・マニラ南北通勤鉄道やマニラ地下鉄向け鉄道車両のプロジェクトが進行中です。


進化を続けるステンレス車両ブランド「sustina」
「sustina(サスティナ)」は、2013年からJ-TRECが世に送り出した進化を続けるステンレス車両ブランドです。「sustina platform」を採用し、安全確保を第一とした上で車両構造と機器システムを可能な限り共通化するとともに、「design originality」を追求し、沿線に溶け込む移動空間を実現します。また、さびにくいステンレス鋼を採用してメンテナンスコストを抑えつつ、リサイクル性が高く地球環境にやさしいことから、鉄道事業者さまから高い評価をいただいています。凹凸のない美しい車体を目指したレーザー溶接の実用化や、作業効率を高めるためのモジュール化をはじめ、今も進化を続けている「sustina」。さらなる進化を、私たちと一緒に実現しましょう。
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コンテナ製造
生活に必要なあらゆるものを大量輸送できる
鉄道コンテナ専用の組立ラインを持つメーカー

J-TRECは、鉄道コンテナ専用の組立ラインを持つ国内唯一のメーカーでもあります。当社製の私有コンテナの登録数は、全国の約80%(2020年度実績)。その多くは食品、工業製品、燃料、薬品など、生活に関わるあらゆるものの輸送に対応していますが、なかには特定のものを運ぶために設計された限定品もあります。貨物列車1編成で10トントラック65台分の輸送を可能にするのが鉄道コンテナ輸送。お客さまのニーズに応じたコンテナをワンストップで提供できる当社の技術力は、地球環境への負荷を軽減するためにモーダルシフト(トラック輸送から鉄道・船舶輸送への移行)に取り組む多くの企業から絶大な信頼を得ています。


「PANORAMA BOX」(鉄道輸送用30フィート級三方開き有蓋コンテナ)
地球環境に対する意識の高まりとトラックドライバーの不足により、基幹輸送をトラックから鉄道へ切り替えるモーダルシフトが急速に進んでいます。この需要を確実に取り込むために当社が開発したのが「PANORAMA BOX(パノラマボックス)」です。これは10トントラックの内容積に相当する30フィート級の鉄道輸送用コンテナで、両側面と片妻面の3面に開閉扉を設けた構造が特長。両側面の扉を同時開放して荷役作業ができるこのコンテナの開発によって、トラックと同等以上の輸送品質と積載効率の確保、さまざまな輸送ニーズへの対応が可能になりました。
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国内3つの生産拠点
横浜、新津、和歌山という3つの生産拠点で
鉄道車両やコンテナを製造

J-TRECは国内に3つの生産拠点があり、各事業所で社員が活躍しています。東京ドーム6.5個分に相当する広大な敷地を誇る本社・横浜事業所にはコーポレート、海外事業、技術、資材調達、製造などの部門を設置。工場では通勤車両、特急車両、新幹線など、さまざまな鉄道車両の製造と検査をおこなっています。
新潟県の新津事業所は「sustina」専用工場として、最新の複合加工機やロボットを導入し、部品加工から車体組立、塗装、ぎ装、検査までを担っています。寒冷地ならではの雪対策が施されているのも特長の1つです。
和歌山事業所では鉄道輸送用・屋外設置用のコンテナと車両部品の製造をおこなっています。工場には「鉄道用コンテナ専用組立ライン」と「冷蔵・冷凍コンテナ用31フィートパネル発泡装置」を完備。お客さまの特殊なニーズに応じたコンテナ製造も可能です。

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製造部門から始まるキャリア
幅広い専門知識を習得し
TEAM J-TRECの一員として成長していく

技術系総合職、事務系総合職とも、入社後の初任配属は製造部門となります。ものづくりの現場で実務を経験していただく理由は3つあります。
1つ目は車両やコンテナ製造に関する専門的な知識を習得していただくため。製品や生産設備などの技術的知識を身につけることで、将来のキャリア形成に繋がります。
2つ目は高品質な製品をつくる上で必要な感覚を養うため。自らの製造経験が、より良い製品を開発する糧になります。
3つ目は信頼関係や人間関係の構築です。工場とオフィスが同じ敷地内にある最大のメリットは、判断に迷ったとき、困難に直面したときに、すぐ現場で確認や相談ができること。それを可能にするために製造職場の社員と相談し合える関係を築くことができます。

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働きやすさ
すべての社員が安心して働ける
職場環境と制度を整えています

J-TRECは仕事とプライベート、仕事と育児を両立できる職場環境づくりをめざしています。
働きやすさを示す主な数字としては、
・年間休日/123日(うるう年は124日)
・平均有給取得数/16.4日
・平均残業時間/9.7時間
・3年以内離職率/8.5%(2013~2020年入社・大卒等)
・女性社員の育児休職取得後の復職率/100%
などがあります(全て2022年度末実績)。
テレワークや資格取得支援の制度はもちろん、JR東日本グループならではの福利厚生制度も整っています。
